千羽すぴか保育園10の魅力

子どもが主体

自分のすることは自分で決める

子どもが主体ということは、「自分のすることは自分で決める」ということです。そのためには、自己を発揮できる環境を用意することが大切です。私たちは、一人一人の子どもがそれぞれに力を発揮できるような保育、環境を考えていきます。

乳児期は、無条件に愛されていると感じることで、自己肯定感へとつながります。これは、その後の子どもの人生が充実することにつながります。「自分のことを大事にしてもらっている」「愛してもらっている」ということが子どもに伝わるような、愛情のかけ方や丁寧な関わりを目指します。子どもたちが心身ともに心地よいと感じることができる環境を用意し、信頼関係を築いていきます。

幼児期は、子ども自らがやりたい、やってみたいことなど様々な経験をさせて、良い刺激を与えることが大切です。子どもが伸びるための環境と遊びの保証が保育であると考えます。恵まれた自然の中に様々な体験ができる環境を整え、体験のなかで友達と助け合い、ぶつかり合いながらお互いの違いを認め、人間関係、コミュニケーショーン能力を身につけていけるような場を作っていきます。自主的に遊ぶ中で試行錯誤を繰り返し、考えあい、教えあう中で自ら学び、成長し、考える力を身につけていきます。遊びや生活の中で感じた、苦手なことや難しいことへ挑戦し、失敗しながらも「自分でできた」という自信が持てるよう、子どもと一緒に体験し、見守りながら子どもを認めていきます。認めてもらえることで、子どもたちには素直な気持ちが芽生え、その繰り返しで子どもたちの自己肯定感が育っていきます。

千羽すぴか保育園では、創造性を発揮できるコーナーを作り、主体的に取り組めるような場を提供していきます。集中力を高め、達成感を得ることで「もう一度やってみよう」といった次のやる気につなげていきます。

食育

食に関わる全ての人を身近に感じる

保育園は入所する子どもにとって1日の大半を過ごすところであり、保育時間が長時間化する中で、子どもにとって給食がおいしく、魅力的なものでなくてはなりません。

魅力的な給食のありかたとして、五感を豊かにする経験を積むことが大切だと考えます。

千羽すぴか保育園では、給食を家庭的なものとするために、食事を作る場と食べる場をつなぎ、子どもに食事を作る人の顔が見えるよう工夫してあります。また、給食の材料を持ってきてくれる大人たちの顔が見えたり、広い畑で大人たちと野菜を作るコーナーがあったりと、食育を通じ「見て、聞いて、触れて、匂って、味わって」の五感を豊かにする園庭設計、園舎設計がしてあります。食物を育ててくれる人、食事を作ってくれる人、食事を配膳してくれる人、一緒に食べてくれる人に気づき、身近に感じることで、子どもが人と関わる力が育ちます。

その他、家庭の食生活に関する助言、相談に応じるとともに、個々の特性(月齢・年齢・発育状況・保育時間・健康状態・生活リズム・アレルギー等)に沿った、対応をしてまいります。

愛育

子どもが作る小さな社会を大切にする

児童精神科医の佐々木正美先生の言葉に「過保護と過干渉」という言葉があります。これは、過保護も過干渉もよくないというのではなく、過保護は良いが過干渉はダメということです。「子どもの生命を守り、子どもの人生が充実するのであれば、十分すぎる愛情を注ぎなさい、しかし、親の価値観で子どもに干渉しすぎると子どもは途端にダメになってしまう。」ということです。千羽すぴか保育園では、ホールからすべての保育室を見渡せる設計になっています。年長の子どもたちは小さな乳児の姿を見ることができますし、お手伝いもできます。いずれ、可愛がってもらった子どもたちは年長者になったとき、きっと小さい子どもたちを可愛がってくれると思います。私たち保育者は子どもたちが作る小さな社会を温かく見守り、保護者の皆様と一緒に子どもたちの成長を喜びたいと思います。

体育

子どもたちが夢中になるダイナミックなあそび場を用意する

子どもの発達には個人差がありますが、神経系や筋力、心肺機能は生まれた直後から目覚ましく発達し、5歳くらいで成人の80%まで出来上がります。つまり、幼児期は俗にいう運動神経の基礎の部分を作る非常に大切な時期になります。1日の大半を過ごす保育園では、走る、登る、跳ぶ、投げるなどの運動を、あそびの中で十分に行われるよう配慮しなければなりません。この時期に覚えた運動能力は一生忘れないと言われています。小中学校で本格的な運動が始まる前にぜひ経験させておきたいと思います。本格的な運動を始めた際、大きなケガを未然に防ぐことにもなります。

千羽すぴか保育園は、子どもたちが夢中に遊びこめる環境として、約2,300㎡の園庭、食育コーナーとして2,000㎡の畑、4,000㎡の裏山を用意しました。子どもたちが遊びこむには十分な広さや環境があります。また、専属の体育講師もおりますので幼児期に必要な運動能力をぜひ身に着けていただきたいと思います。

音育

聴く能力を育て、想像力豊かな脳を育てる

これからくるAIの時代では、あらゆる仕事が激変していくといわれています。

これからの時代に、「クリエイティブマインド」、「人前で表現する力」はもっとも必要な能力の一つとされています。これらの能力を総合的に高める能力が「音育」だと考えます。演奏が上手になるという事が目的ではなく、言語能力や計算能力、そして創造力の基盤となる「脳を育てること」が音育の目的です。

音育によって、既存のもので満足せず、向上心を持ち、新しいものに取り組めるような子どもたちになってほしいと願っています。

歌やリズムあそび、ピアニカなどを使いあそびを通じて正しい音程、正しいリズムを覚えていきます。

グローバル教育

外国語を通じ、異文化への理解を深める

グローバル化が進むわが国において、外国語を使って「人前で表現する力」はますます重要になってきています。人前で表現する力を養うためには、子どもの主体性を養うことが大切です。そのためには相手の意見を理解する力や、自分の考えを相手に適確に伝える力が必要です。グローバル化が進む中で外国語力にたけているだけでなく、相互理解や異文化への理解を深めることが真のグローバル人材と言えます。特に幼児期は自己を形成するときでもあり、小さいうちから外国語や異文化への理解を深めることが大切です。外国語を使ってコミュニケーション力や積極性、リーダーシップ力も育み、将来グローバル人材として国内外で活躍する人材育成を目指します。

プログラミング教育

試行錯誤を繰り返し最終目標にたどり着く

プログラミング教育とは物事を順序立てて考え、論理的に考えたり、知識や情報整理をしたりする力を身につけていくことです。プログラムを動作させるためには自ら考えて試行錯誤を繰り返すので、創造性が身につきます。また、試行錯誤を繰り返しながら目標を1つずつクリアして最終目標にたどり着くので、根気や問題解決能力が養われます。

千羽すぴか保育園では、遊び慣れたレゴブロック(WE DO)やタブレットを使い、楽しみながらプログラミングを学びます。

地域

コミュニティ全体での向上を目指す

保育園は、地域の社会資源と言われています。つまり、資源をどう活用するかはその地域にかかっているということになります。千羽すぴか保育園は、12,000㎡を超える広大な敷地内にありますが、これをすべて園だけで管理するのは大変です。地域の皆様と協力をしながら広大な敷地の管理をしていきたいと思います。また、逆に地域の行事には積極的に参加し、コミュニティ全体での向上を目指します。

自分に関わる全てのものに感謝する

千羽すぴか保育園では、祭を大切にします。『日本書紀』によれば、日本は一束の稲から瑞穂の国を作ったとされています。食物が実ることで喜びを分かち合い、共同作業を通じて感謝しあい、豊かな国を作ってきました。その象徴が祭です。

桜の時期には保護者や地域の皆様とお花見を、田んぼの時期になれば、田あそびやお田植祭を、秋になれば収穫祭を、冬になれば藁でしめ縄を作るなど様々な祭を用意します。千羽すぴか保育園では、食育の延長線上に祭があると考えます。子どもたちが大好きなお祭り。祭は、ただ楽しむだけでなく、食物を作ってくれる人、調理してくれる人、さらには水、太陽、動物など色々なものに感謝する行事です。心から手を合わせ「いただきます」を子どもたちと一緒に言いたいと思います。

子育て支援

子育てに向き合うすべての人を支援する

子育てに向き合うご家族は、たくさんの幸せと一緒に、多くの迷いや不安も抱えています。特にはじめての育児に不安を抱える保護者の方もいらっしゃると思います。そういう保護者を孤立させないために、保育園の機能や保育者の専門性を生かした子育て支援を行います。千羽すぴか保育園では、ベテランの保育士、看護師、栄養士がいますので、お気軽にお問い合わせください。また、定期的に助産師や臨床心理士等の相談会も行います。